こんにちは。柔道整復師のPMS(@PMstaffBlog)です。
今回のブログでは「応急処置」についてまとめたいと思います。
応急処置 RICE
1978年に提唱された応急処置の基本
Rest:安静
Icing:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上
応急処置 POLICE
従来の「RICE処置」から”安静”が除外され、”保護”と”適切な負荷”が用いられるようになった
Protection:保護
Optimal Loading:適切な負荷
Ice(Icing):冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上
応急処置 PEACE&LOVE
Protection:保護
・受傷後、数日間の活動による痛みを避ける
Elevation:挙上
・受傷部位をできるだけ心臓よりも高い位置に挙上する
Avoid Anti-Inflammatories:抗炎症薬を避ける
・組織の治癒を妨げる可能性あり
・アイシングを避ける
Compression:圧迫
・ゴムバンドやテーピングを用いて腫れを抑える
Education:教育
・不要な受動的治療や自然な治癒を妨げないように指示する
&
Load:負荷
・痛みを基準に徐々に通常の活動に戻る
・負荷を上げていいタイミングは体が教えてくれる
Optimism:楽観的な思考
・自信を持って前向きになることで、脳を最適な状態に回復させる
Vascularisation:循環
・痛みを伴わない有酸素運動を行い、修復中の組織への血流を増やす
Exercise:エクササイズ
積極的なリカバリーアプローチによって可動性、強度、固有受容感覚を回復させる
Dubois B. and Esculire J-F. (2020) Figur1より引用
当ブログでは柔道整復師として学んだ事などを記事にしています。→「過去の記事」